ここ数年東京や大阪と言った大都市圏では、タワーマンションと言われる高層階建てのマンションに人気が集まっています。タワーマンションの良さは建てる側として、狭い土地を有効活用出来るメリットが生まれます。同じ敷地面積で10階建てのマンションを建てるより、30階も40階もあるマンションを建てた方が利益が大きくなるのが当然だからです。また狭い土地の有効利用は駅前などの土地価格が高価でもあっても建設する価値があると言うことになります。今タワーマンションばかり人気になっているのかと言うと、相変わらずデザイナーズマンションと言われる付加価値の大きなマンションも人気となっています。デザイナーズマンションの良さは、有名な建築家がデザインしたマンションと言うことで、他のマンションと比較すると個性的であったり、住み心地が優れていたりとする違いが出ているものです。最近のデザイナーズマンションは低層階の建築物が多くなっていることもあります。高層階マンションが多くなったこともありますが、少ない部屋数で落ち着いた雰囲気を醸し出すマンションが多くなりました。そこにあるのは、オシャレ感の素晴らしさと言っても過言ではありません。普通のデザインではなく、優れたセンスを取り入れた室内が多くなっているのも特徴です。過去のデザイナーズマンションでは外観だけに拘ったものもありましたが、最近では外観だけでなく室内にも十分な配慮がされるようになっています。
大阪市内にあるデザイナーズマンションの特徴として捉えられるものに、目立つ建物ではなくひっそりと街に溶け込んだ建築物が多くなりました。またマンションの周辺とかアプローチの個所などに気配りが見られ、派手と言うより落ち着いた感が大きくなっています。若者が住む建築物と言うより大人の棲家となっているものが多くなりました。そこには木々や草花と言った、緑の場を提供するまでになっています。以前流行ったコンクリートが打ちっぱなしと言う建築物も少なくなり、すぐにデザイナーズマンションと判らない建物も多くなって来ています。有名デザイナーが設計することから建築費用も高くなり、購入額も高くなることが多くなります。ですが賃貸物件になると必ずしも場所が良くない場所もあり、一般のマンションと比較しても差が違わない所も出て来ています。タワーマンションより住みやすい所も多く、一度は住んでみる価値もあると思われます。そして一点物のマンションですから、他に同じ住まいはないと言う自負が持てるのもデザイナーズマンションの良い所です。